■ロイヤルティ・マーケティング

アメリカ合衆国では、電子メールだけでなく郵便を利用したダイレクトメールや電話勧誘販売に対するオプトアウト登録システムが国(連邦政府)によって始められており、電子メールでは、メールサーバに多大な負荷を掛けるようなスパム送信者への罰則強化が進められている。ちなみにスパム送信元は、アメリカ・中国・韓国・ロシア・ブラジルが多く、第1位はアメリカである。 日本では、2006年3月に国内ISPや携帯事業者等が設立したJEAG(Japan Email Anti-abuse Group)が迷惑メール対策に対する3つのRecommendationを発表している。その中では、ISPの動的IPから送信されるメールをブロックするOutbound Port25 BlokingやSubmission Port+SMTP AUTH、送信ドメイン認証の採用などが推奨されている。 2006年2月にシマンテックが行ったワークショップでの発表によると、スパムの返信率が0.001%(10万通に1通)を超えると採算が取れるという[3]。ただし、メールアドレスのリストを購入する価格を実勢より数桁安く見積もっている(1億件で1万円と計算している)ため、実際の採算ラインはこれよりやや高くなると想定される。 2008年2月には、日本で、のべ22億通のスパムを送信した容疑者が逮捕されており[4]、この容疑者は約2000万円の利益を得ていたとされる。 低コストで大量にメッセージを送ることができるため、採算が取れるうちはスパムを根絶することは困難であるといわれている。 電子メールによるもの以外でも、広義には以下の無差別かつ大量のメッセージなども含まれることがある。 掲示板スパム 電子掲示板に書き散らされるもの。放置すると、サーバに大きな負荷がかかることになる。これらは、掲示板の改造によって対処できる。その改造を支援するサイトも多数ある。 チャットスパム チャットやインスタントメッセージに対するもの。執拗に同じメッセージを流して会話を妨害することもある。 コメントスパム ブログのコメント欄に、ブログの内容に関係なく大量に投稿されるもの。放置しておくと、ブログサービスと契約している場合、契約上利用可能なバイト量を消費していくことになる。 最近では、広告を自動的に大量に投稿するプログラムなどが登場し、問題となっている。 トラックバックスパム ブログに、内容と関係ない広告などのトラックバックを送信し、読者を自分のブログに誘導する迷惑行為。 検索エンジンスパム 自分の管理するウェブサイトが検索結果の上位に来るように、何らかの仕掛けを施したもの。 ウィキスパム ゲームなどの攻略サイトとして存在するウィキのリンク先を、宣伝目的で自動的に書き換える。書き換えられる項目を凍結しなければ、何度も被害に遭う事になる。 スピム (SPIM = SPam over Instant Messenger) インスタントメッセンジャーに対するもの。Messaging spamともいう。 スピット (SPIT = SPam over Internet Telephony) VoIP(インターネット電話、IP電話)に対するもの。VoIP spamともいう。 広告(こうこく)は宣伝活動の一つで、放送や新聞、雑誌などのマスメディア、鉄道駅、鉄道車両、バスといった交通機関の施設や、インターネット上などにあらかじめ用意されているスペースや時間枠といったメディアを広告主が買い、広告主が宣伝のためにあらかじめ作成したコンテンツを通じて情報を宣伝する、という形態の活動である。 広告は枠を広告主が買う形態なので、広告の出稿、宣伝する時期、内容、規模その他を広告主側がコントロールすることができる。ただ、広告主となる企業が数多く、メディアも種類が沢山ある。そのためきちんとした広告活動をする事が難しい時もある。それを防ぐため広告主とメディア双方から手続きの権限を委ねられ、仲立ちをするのが広告代理店である。広告主、広告代理店双方の利害関係により、広告主の宣伝活動に最初から広告代理店が絡んでくる事も珍しくない。 当初は視覚に訴える広告が消費者金融 だったが、メディアの発達に伴い聴覚に訴える広告も登場した。現在、新聞やテレビ(コマーシャル)、野立て看板などの視覚に訴えるもの、ラジオなどの聴覚に訴えるものがほとんどだが、USAトゥデイなど嗅覚に訴える広告も登場した。 日本の広告費は、経済産業省の特定サービス産業動態統計や、電通の発表資料でみることができる。 2004年の広告費は、特定サービス産業動態統計では5兆4,684億円、電通資料では5兆8,571億円となっており、概ね5兆円後半程度と思われる(特定サービス産業動態統計は額ベースで全国の7割超の事業所をカバー。電通資料は自社取引に推計を加えたものとなっている。双方のカバー率及び推計に違いがあるため、値には差がある。一般的にニュース等で広告費として取り上げられるのは電通資料の値)。傾向として、主要四媒体広告(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)はテレビ以外は低迷、その他の広告では、インターネット広告(サーチエンジン連動型広告)が大きく伸びていることがあげられる。 通常、広告主(クライアント)と媒体(メディア)の間に、媒体から権限を委ねられた広告代理店が介在し、広告主は広告代理店に対して料金などの交渉を行うことになる。 新宿区街頭の広告常時または一定期間、屋外で公衆に表示される看板類である。屋外広告物法、建築基準法、道路交通法や条例などにより制限がある。 電光掲示板、大型映像ビジョン:一般的にOut Of HomeMedia(OOH)と呼ばれる大画面映像媒体。 電柱広告 主に都市部のビルやマンションなどの屋上に設置された大型の看板(ネオンサイン、アドボードなど)。英語ではビルボード(billboard) という。 野立て看板:主に街路に設けるCFD のこと。鉄道や幹線道路沿線の田畑に設置される場合もあり、これらは交通広告に含む場合もある。 野球場、サッカー場など 民家や商店の外壁に取り付けられたホーロー看板(1960年代まで地方を中心に多く見られたもの) 捨て看板 スカイバナー広告:ヘリコプターから旗状の広告をつり下げて飛行するもの。1994年にニュージーランドのスカイバナーズ社が開発。日本においては2001年夏期にコニカが神奈川県の海岸で実施。軽飛行機の後部に吊り下げ、飛行中は水平に表示されるものもある。 スタイタイプ・スカイメッセージ:飛行機雲を利用してメッセージを空に描く。日本においては1989年と2005年の夏期に大塚製薬がポカリスエットの広告を実施。 自動車や小型飛行機から拡声器を使った連呼。 アドボード・カー、アドボード・バイク:トラックやオートバイを改造して、荷台の部分に大型の広告スペースを設置した車両(宣伝カー)を、人通りの多い繁華街に走らせる。 広告関連の統計では地上波テレビから区分され、「ニューメディア」という項目になっている。1999年に媒体別広告費でインターネット広告に抜かれた。 労働基本権に基づき世界中で導入されている制度である。 その国の労働者に対して適用される制度である。多くの国では、労働者の基本的な権利として広く適用されているが、必ずしも全ての労働者に適用されるものではなく、特定の層に対して減額や、適用除外が行われることがある。傾向としては、発展途上国やフランス語圏の国では、広範に最低賃金が適用されている[1]。 管理職、専門職、家事手伝、歩合給の者、チップをもらっている者 他には、事業所人数が10人未満のところは除外(バングラデシュ、スーダンなど)、農業は除外(カナダ、パキスタンなど)といった国もある。 若年者に対しては、大多数の住宅ローン が減額を適用していない[1]が、一部の国では企業の負担が軽減されることにより労働需要が生まれるとして、減額制度を適用している。 適用に際して、どの程度減額するか、何歳までを最低賃金の適用除外とするかは、国によって異なる。一般的には「18歳または17歳以下の労働者に5%から15%の間の率を減じた率を適用している。」[1]より引用(以下本文において若年者に対する減額率は、成人の最低賃金に対するもの)。 日本では、日本国憲法第25条の主旨に基づいている。最低賃金を定めた法律は最低賃金法(昭和34年4月15日法律137号)となる。 制度の目的は、全ての労働者を守るための安全網としての役割がもっとも重要であり、公正な賃金設定という役割は、あくまで補助的なものである[2]。 使用者は最低額以上の金額を賃金として労働者に支払わなければならない。これは全ての賃金に対して適用されるため、正社員やパート・アルバイトといった勤務形態の違いにかかわらず、最低賃金以上の賃金を支払わなければならない。ここで言う最低賃金は、基本的な賃金の額であり、例えば時間外割増賃金(いわゆる残業代)や通勤手当(いわゆる交通費)は含まれない。 また、最低賃金には地域別と産業別とが設定されている。優先順位は産業別>地域別となっており、産業別で設定されている産業(業種)については産業別の最低賃金が適用され、産業別で設定されていないその他の産業については、地域別の最低賃金がM&A される。ちなみに、都道府県別の最高は東京都の739円。最低は秋田県・沖縄県の618円となっている(2007年11月現在)。 額の決定、変更については、中央最低賃金審議会(厚生労働省)が厚生労働大臣へ引き上げ(引き下げ)の答申を行い、その答申を元に、各都道府県の審議会がそれぞれの最低賃金を定める形式となっている。 2007年11月28日、最低賃金法の改正によりワーキングプア解消を目指し最低賃金を決める際、「生活保護に係る施策との整合性に配慮する」ことを明記し「労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう」との文言も加えられることになった。最低賃金未満で働かせた企業への罰則も、労働者1人あたり「2万円以下」から「50万円以下」に引き上げられる。 上記の様に最低賃金は全ての賃金に対して適用されるが、以下の要件に該当する場合で、都道府県労働基準局長の許可を得た場合は適用除外となる。